9月14日に山田公民館で開催された「月を観る会」に参加しました!
天理駅から車で1時間弱のところにある山田地区には、旧山田小学校の建物を利活用した山田公民館があります。山田地区ではこの公民館を拠点に様々な地域の行事が行われてきました。

その行事のひとつに、秋の満月を鑑賞する行事があります。元々「観月会」という名前で毎年行われてきましたが、新型コロナの影響により2020年から4年間、開催が見送られていました。
2023年には「観月会を復活させよう」という話が持ち上がりましたが、地域の高齢化を受けてやむなく中止となった経緯がありました。このことから「思い入れもある地元へ地域貢献がしたい」と考えた山田地区出身の大西良行さんが、有志の方々と力を合わせて「月を観る会」と名前を改めて開催することを決めました。
開催当日は、18時から山田公民館のグラウンドで始まり100人以上の参加者が訪れ、点心やお抹茶の振る舞いと共に手品、よさこい、津軽三味線や民謡などの出し物を楽しみました。私たち学生は、普段から公民館活動をされている方と、お抹茶の点て出しやお運びのお手伝いをしました。少し雲はかかっていましたが、綺麗な月を見ることができました。
(佐々木研究室)
参加した学生の声

主催者である大西さんのもとに、地域の人から「(月を観る会を)開催してくれてありがとう。」のお電話があったと仰っていたことが印象に残りました。お礼をくださるほどに、山田地区では「月を観る会」が地域の人にとって大切な行事だと感じました。大西さんや、有志の方が「月を観る会」を復活させ、地域への愛着や思い入れを感じることができる他に、参加者側も同じく地域や行事への思いを再認識できたのではないかと感じました。
「月を観る会」の参加者を見ると、友人同士と思われるおばあちゃんが3人、楽しそうにお喋りしている姿を見ることができました。地域の行事は人と人とのつながりを広げていくことはもちろん、今あるつながりを「深める」きっかけや役割にもなると思いました。(門内さん)

今回の「月を観る会」の開催の主軸となっているのは、主催者の大西さんからの「地元への恩返し」という気持ちでした。そのことからも、すでに無くなってしまった行事を違う形であっても「復活させたい」と思えるほど自分の生まれ育った地域に愛を持っていらっしゃるのだと感じました。
「地域を盛り上げたい」「地元に恩返しがしたい」そういった気持ちで向き合うことも、様々な物事から学びを得る社会教育の大切なポイントだと思いました。誰かに強制されるでもなく、地域のために自分から進んで行動しイベントを開催したというところに「社会教育とはどういうことか」を学ばせていただけたと思います。(奥田さん)