奈良市伏見公民館「伏見女性フォーラム」の講座を担当!
奈良市伏見公民館の主催事業である「伏見女性フォーラム」。令和6年度の第1回の講師を杉山先生が担当し、研究室から2名の学生メンバーが講座運営をサポートしました。この日の講座のテーマは、4月の生涯学習センターでの講座に引き続き「公民館の学びの扉を開こう!」。その時の経験を活かして、受講生の皆さんに今年度の公民館活動への期待感をふくらませてもらえるよう、出会い、つながり、楽しく学び合う時間を支えてきました。
(杉山・田中研究室)
心がじんわり温かくなってくる
この日の講座もグループワークを中心に、アイスブレイクから受講者相互の自己紹介、公民館にまつわるクイズを通じて、まずは公民館の魅力やおもしろさを実感しながら楽しく学び合うスタイル。後半では、今年度の「伏見女性フォーラム」で楽しみなこと、期待していること、学んでみたいテーマや内容をグループで話し合い、全体で共有しました。公民館の講座は、そこに集うみんなの声や思い、アイディアを反映しながら、みんなでつくっていくものです。一人ひとりの期待や思い、興味のあるテーマや内容はポスターにまとめられ、共有されました。
学生メンバーも流れの中で気づいたことを即座に実行に移し、先生・学生で息ぴったりのチームワークで講座の運営も進んでいきます。大学で学んできた知識やスキルも、現場での実践に活かして取り組んでいます。
最後に、受講者の方々がこの日の講座の振り返って、マイクをリレーしながら感想を全体で共有しました。この日初めて公民館に訪れた受講者の方からは「公民館がこんなにあったかい場だとは思いもしませんでした。これからがすごく楽しみになりました!」とうれしい声をいただきました。受講者の皆さんの声に耳を傾けながら、心がじんわり温かくなってくるのを感じました。
学生の声
受講者の方々と直接交流することで、今回も公民館の大切さを実感できました。それと、会場の後片付けを終えて職員さんと一緒に振り返りをする機会をいただいたのですが、それがとても貴重な学びの時間になっています。住民の学びを支える職員さんの役割や仕事について理解が深まりました。
当日の講座運営、少しずつ実践経験が積めてきたこともあって、必要に応じて受講者の方々にお声がけしたり、全体の流れを補助する工夫を行動に移せたり、自然とからだが動くようになってきました。ちょうど「生涯学習支援論」という授業をとっているので、そこで学んだことも現場で活かしていきたいです。