本ぶらサンデー準備(2)-商店街おもいで写真インタビュー-

第5回本ぶらサンデーの社会教育学科の企画第2弾は「商店街おもいで写真展」!

2回目の準備では、名物こんぶ吉川屋の上田さんに昔の商店街の写真を見せていただきました。

(杉山・田中研究室)

目的

「商店街の魅力は、人の魅力」。

本ぶらサンデーに運営の一員として参加してきた学生と一緒に「商店街の魅力って何だろう?」と考えた時、全員が感じていた魅力は「商店街の人とのつながり」でした。単なる買い物の場所にとどまらず、ちょっとした買い物で生まれる会話や交流で人のあたたかさに触れることができるというところが魅力だと私たちは考えます。

社会教育を専門とする私たちは、このような商店街の魅力である人と人のつながりを支え、広げることを目的に「商店街おもいで写真展」に取り組みます。写真とともに商店街のおもいでを語っていただき、そこから感じてもらえる商店街の魅力を多くの人に伝えていきたいです。

最初の一歩は小さくても、この写真展で商店街を魅力に感じてくれる人の輪が広がっていくことを期待して、学生と教員が一緒になって準備を進めていますので、ぜひお楽しみに。

教員の声

杉山 晋平

社会教育学科で考える企画は「地元の皆さんが主役」です。
地元の皆さんの暮らしや人生とともにある商店街の記憶を振り返っていただくことで、自ずと商店街の魅力が見えてきます。そのため学生が皆さんの振り返りに伴走する「準備のプロセス」が大事だと考えています。

準備をするなかで、学生には一過性のイベントではわからない「商店街に関わる人のつながりや広がり」に気付いてもらいたいと思っています。また、1回1回のイベントを超えて、つながりを支えたり、広げたりすることの大切さも体感してもらいたいと思います。そうした経験の中で、商店街に関わる一員として、人のつながりやあたたかさに触れることができるという商店街の魅力を、どのように支え、広げることができるのか、学生自身が考えてくれることを期待しています。